かすログ

ゆうぽむなんだね

4thライブから変わりはじめた世界

f:id:odaiba_sumitai:20220906205808j:image

 というわけで、4thライブの円盤も発売されたし、5thライブも近づいてきたし、ここで改めて4thライブの思い出とかを語っていきたいと思います。

 

 まずライブの中身以前の話になるのですが……大阪旅行めちゃくちゃ楽しかった!!というのがあります。

 ライブ自体が楽しかったことはもちろんあるのですが、ライブに参加するために大阪に向かう新幹線の中での景色とか、ライブが始まるまでの時間を大阪の観光をして過ごした時間とか、DAY1後に泊まったホテルとか、そういうのを全て引っくるめて「4thライブに行った時の思い出」として自分の中で輝いているんですね。

 今回の旅行がそこまで強く思い出に残った理由は、自分はこれまでイベントのための遠征というのをあまりしてこなかったこともあって、新鮮な体験になったからだと思ってます。

 はい、今書いた通り自分はこれまで遠征というものをしたことが少なく、1度体験した遠方でのイベントも1日のみだったためホテルとかは取らず日帰りでした。

 普段から遠征されている方にとっては慣れきったことでも、自分にとっては4thライブへの両日参加は割と一大行事だった訳です。

 ただ、4thライブの会場が大阪だと発表された時もほとんど迷うことは無く即決で参加を決め、「そうだ、大阪行こう」の気持ちになっていました。先程も書いた通り自分にとってそれは割とハードル高めのことではあったので、自分にとって虹ヶ咲はそういうハードルを超えてでも参加したいと思えるくらい好きなコンテンツなんだな、ということを自覚する機会になりました。

 そういう所も含めて、4thライブは大切な思い出に残るライブだったんですね。

 

 遠征の話はここまでにしてライブ自体の話。

 さて、自分にとって4thライブがどういうライブだったかというと色々ありますが、今回書きたいことは「12人の虹ヶ咲を受け入れられたライブ」だったということです。

 実を言うと、自分は4thライブ以前はランミアを加えた新しい虹ヶ咲にまだあまり馴染めていませんでした。

 とはいえ、ランジュとミアというキャラ自体を嫌っていたわけではないです。(ランジュの監視委員やあなたちゃんへの態度に当時思うところはありましたが、反省して謝罪した時点で受け入れようとはしていたので)

 これはキャラ自体の問題ではなくて単純に自分側の慣れの問題、あるいは懐古心の問題です。これまでの虹ヶ咲が好きだったから、新体制を受け入れられなかったというのが大きいです。

 では栞子や侑の時はどうだったのかという話ですね。

 自分が虹に入ったのは2ndライブの少し前あたりの時期で、その時は既に栞子は加入した状態でした。初めて観たライブは栞子のいる2ndライブで、初めて聴いた虹のアルバムは決意の光も収録された3rdアルバムで、初めて聴いた全体曲は栞子も参加してるJust Believe!!!で……。

 正直、自分からしたら栞子はいる状態の方が馴染みがあるほどだし、2ndライブが素晴らしいライブだったのもあって、あの頃のメンバーは自分にとって強く印象に残りました。

 侑に関しては、虹に入ったばかりでキャラや作品に対する愛着もまだ弱かった時期にアニメが始まり、アニメ1期の期間を通して虹への熱と知識を深めたくらいなので、高咲侑というキャラの登場も矢野妃菜喜さんという新キャストの登場もすんなり受け入れられたし、むしろ非常に思い入れの強い存在になりました。

 つまり自分の中では「栞子を含めた10人の虹ヶ咲」と「侑を含めた9人と1人の虹ヶ咲」が大好きだったがゆえに「ランジュとミアを含めた12人の虹ヶ咲」に馴染めずにいた、という状態ですね。

 

 そんな状態でしたが、4thライブ冒頭でランジュとミアがみんなのところへ走っていき栞子に迎え入れられたあの演出、ライブの予習として改めてToy Dollと夜明珠の2曲に向かい合ったこと、その2曲をライブで聴いたこと、そして後述する「とある曲」によって、DAY1が終わる頃には自分の中で完全に12人の虹ヶ咲を受け入れられていて、今の虹ヶ咲も大好きだと言えるようになっていました。

 その体験も含めて、4thライブは本当に自分の中で大切なライブになりました。

 

 では、そのとある曲とは何なのか。それが「Just Believe!!!」です。

 先程書いたように自分にとっては実はトキランより先に聴いた全体曲で、初めて聴いた時にサビの疾走感と歌詞の前向きな力強さに魅了されて以来、全体曲の中でも特に好きな曲のひとつです。(スクスタに2D楽曲として先行実装されてたのがキッカケ)

 この曲は2ndライブでも1番の思い出になった曲と言っても過言ではありません。

 曲が好きだからとか、アンコール枠だから印象に残りやすかったとかもありますが、1番の理由はジャスビリの曲調や歌詞が当時の虹ヶ咲というコンテンツ自体に非常にマッチしていたからです。

 入ってから日は浅いとはいえ、栞子が新しく加わったメンバーであることや、虹ヶ咲は最初アニメ化の予定が無かったのがアニメ化を掴み取り、そのアニメが2ndライブの少し後に放送開始することは把握していました。

 「広げた真っ白なページ」という新しい始まりを予兆するような歌詞や(この歌詞の担当も栞子ですしね)、「光の先へアクセル全開 視界はとびきり明快」という最高に嬉しい未来が目前に迫っていることを表すかのような歌詞が、当時のニジガクというコンテンツの様子を表しているようで大好きだというのがジャスビリが自分に刺さったことの要因です。

 4thの話から逸れて長々と語ってしまいましたが、要するに2ndでのジャスビリが自分の中では最高の思い出になっていたということです。

 そして、それゆえに「ジャスビリを歌ったあの10人が最高」という気持ちが自分の中にあって、その気持ちが「12人の虹ヶ咲も受け入れよう」という気持ちを邪魔していたのだと今では思います。

 ですが4thライブのラスト、Just Believe!!!は12人の曲に生まれ変わって自分の前に現れました。しかも、先程述べたようにジャスビリにピッタリの「新メンバーの加入後」と「アニメ開始前」という、2ndで披露された時と同じシチュエーションを引っ提げてです。この時点で自分の中の気持ちは一気に変わったと言って良いでしょう。

 10人でのジャスビリが好きだから12人の虹ヶ咲を受け入れられなかったのが、ジャスビリが12人の曲になったことで「今の12人も最高だ」と心から思えるようになりました。ジャスビリによる呪縛を解いたのは、他でもないジャスビリ自身だったのです。

f:id:odaiba_sumitai:20220906210224p:image

 DAY1が終わった後には、興奮も冷めやらないままホテルに向かうバスの中でジャスビリを狂ったように何度も聴きながら公演後アンケート書いてたのをハッキリと覚えています。(規制退場の影響もあって時間がギリギリだったのでホテルにチェックインの予定変えてもらう連絡をしようか迷いながらだったのも今では割と良い思い出)

 ちなみにライブの満足度が高くて興奮していたこともあって、ホテルに着いたら気付けばスクスタで4thライブのTシャツ衣装を全員分課金していました。大事な思い出になるライブだったし、ジャスビリMVで今回のアンコールの再現もしたかったですしね。

 

 さて、ホテルで休んで2日目になりました。チェックアウトの時間からライブ開演までは時間がかなりあるので大阪観光を楽しんだ方も多いことでしょう。

 自分も例に漏れず2日目は1日目以上に大阪を見て回ってました。今回は1人での参加なのもあり移動中は音楽を聴きながら歩いたりしたのですが、その時感じたことは「4thアルバムの魅力が昨日までより更に増してる」ということです。

 例えば表題曲でもある「L!L!L! (Love the Life We Live)」なんて、2日目に聴いた時には自分でも驚くくらい好きな曲になっていました。

f:id:odaiba_sumitai:20220906210401p:image

 恐らく曲自体は以前から内心好きではあったはずなのですが、12人体制を受け入れられていなかったから無意識のうちに抵抗を持っていた、けれどDAY1でその抵抗も無くなったから純粋に名曲として楽しむことができるようになったんだと思います。(もちろんライブで生で浴びれたことで好きが増したというのもあると思いますが)

 「Toy Doll」や「夜明珠」などもまさにそうで、以前は少し避け気味なところはありましたが、フラットな状態で改めて向かい合ってみると凄く良い曲なんですよね。

 そんなわけで、更に好きになった4thアルバムやジャスビリを聴きながら大阪を観光してたくさんの思い出を作ったわけです。

 

 少し話がそれましたが、改めてライブの話です。

 DAY2ではやはりLUmfの衣装がランジュとミアにも用意されていたことが印象的でしょう。L!L!L!も12人統一衣装ではありますが、元々12人向けだったものとは違い、最初は9人向けだったものにR3BIRTH組の分が追加されたということにも虹ヶ咲が12人として生まれ変わったことを感じられます。

 そしてDAY2で大きかったのは、やはりアニメ2期のPVが公開されたことですね。虹パの歌詞引用の侑のセリフ、同じく侑のピアノを弾くカット、改めてもうすぐ始まるんだなという期待で胸が高まりました。

 そしてアニメ2期の話にも、今回の4thライブで自分が12人の虹ヶ咲を受け入れられたという話が関わってきます。

 アニメ2期のキービジュアルが発表された際に、R3BIRTH組もいたのを見て嬉しいと思った人も多いでしょう。自分も栞子のいる虹ヶ咲が好きで、侑のいる虹ヶ咲も好きだったので、2期で栞子と侑が同じ世界線のキャラになることには期待していたしキービジュアルに栞子がいたことには感動しました。ただやっぱり、当時はミアとランジュもアニメに登場することには少しモヤっていました。

 そのモヤモヤも4thライブで吹き飛ばされたわけで、アニメ1話放映時や4thライブのラストの時点では既にアニメ2期で12人の虹ヶ咲になることは受け入れていました。

 もし4thライブを体験していなかったら、自分はPV発表時やアニメ放送中にも素直に楽しめないという非常にもったいないことになっていたかもしれません。(アニメ2期を観ているうちにランミアを受け入れるという流れになってた可能性も十分あるし、それもそれで良いルートではあると思いますけどね)

 そんなわけで、虹2期を思う存分に楽しめるようにしてくれたという意味でも4thライブは自分にとって大切な機会でした。

 

 さて、ここで4thライブから一旦離れて少しR3BIRTHファンミの話をしようと思います。

 と言ってもイベントの内容の話ではないし、内容の話は自分にはできません。なぜなら、自分はR3BIRTHファンミに現地でもオンラインでも参加していないので。理由はもちろん、当時の自分はまだランミアを受け入れられていなかったからです。

 R3BIRTHファンミについて知ってることといえば、全速ドリーマーでスクワットしたことくらいですかね。(逆にこれだけは知ってるあたり当時の話題性を感じる)

 とはいえ、後になってからファンミを絶賛する声の多さ、参加して良かったという声を聞くたびに、参加しなかったことを少し後悔する気持ちも正直ありました。

 なのですが、今回この記事を書くにあたり4thライブや当時の感情をたくさん振り返ることで改めて思ったことが、4thライブをキッカケに12人の虹ヶ咲を初めて心から大好きになれたあの瞬間は自分にとって非常に素敵な経験であり、大切な思い出になっているのだということです。

 R3BIRTHファンミに参加した人の中にはファンミをキッカケにランミアを拒絶する気持ちが無くなったという人も多いし、あるいは元々受け入れていたからファンミに参加していたという人も多いでしょう。

 もし自分がR3BIRTHファンミに参加している世界線があったとしたら、その世界線の自分はファンミをキッカケにランミアを受け入れていたか、元々別のキッカケで受け入れていたことでしょう。それもそれで良いことだとは思いますが、この世界線の自分からしてみれば、ランミアを受け入れて12人の虹ヶ咲を大好きになる瞬間はR3BIRTHファンミではなくてあの4thライブで良かったと今では思えるのです。

 

 というわけで長々と語ってきましたが、今回の4thライブ振り返りは以上になります。だいぶ話が散らかっている気がしますが、今回は自分の感情の発散による書き殴りということでひとつ。

 曲やMCも素晴らしいことだらけのライブだったので、そのうちまた4thについて書いても良いような……まあ気分次第ですね。

 

 そして、4thで12人の虹ヶ咲を好きになって、5thでは12人と1人の虹ヶ咲の最高のライブが観れるかと思うと楽しみでなりませんね。

 

 さて、最後に……。

 4thライブDAY2の日、実は大阪を歩きながらとあることを考えていました。それが、「虹ヶ咲について話すためのTwitterアカウントを作ってみようかな」ということです。

 当時の自分は人付き合いに対して億劫に思っていた時期でしたが、4thライブで最高の体験をしたこともあり虹ヶ咲への気持ちが爆発し、もっと虹のファンと話せる場が欲しいと思えるようになっていたんですね。

 少し実行に時間差はありましたが、自分が今のTwitterアカウントを作ることになったキッカケが実は4thライブにあったのです。

 これまでイベントは1人で参戦していて、自分は1人の時間も凄く好きなタイプなので普通に充実していましたが、恐らく今度の5thライブでは今のアカウントで繋がっている人とライブ前に何人かご挨拶させていただくことになると思います。そういう意味では、1人でライブに参戦する時期の一旦の区切りとして、大阪観光を1人でゆっくり堪能できたのも丁度良かったのだと感じています。(まぁ、1人の時間が好きなことは変わらないので、また1人スタイルに戻る時期はあるとは思いますが)

 

 それでは皆さま、5thライブでお会いしましょう。